年末の来客

 せめて次の写真展が始まるまでは毎日書こうと思っていたのだがうまくいかない。頭の隅には日記を書くことへの意識は一応持ち続けてはいたのだが、どうもその時間をとれずに日々が過ぎた。別に忙しかった訳ではないのに。それを立て直すつもりで、すこし遡って書いてみようと思う。

12月21日日曜日
 最近は、特に12月は来客が多い。この日は今年から仲良くしている友人カップルが遊びに来る予定だったが、急な仕事で来れなくなってしまった。その代わりに、タイミングよく妻の幼なじみの友人がそのお母さんと一緒に遊びに来てくれた。ぼくは朝から頭痛で寝込んでいたのだが、夕方、下の階からコーヒーのいい香りが登ってくるころには楽になって来てやっと動き出した。皆のもとに顔を出すとコーヒーはもう残っていなかったが、休日の夕方らしいゆっくりした時間が流れていた。友人のお母さんがいるというのもなかなか無い光景で、けれどそれもまた落ち着いた雰囲気を生み出していたのだと思う。日が暮れてから二人は家を後にし、ぼくはコーヒーを淹れて、手土産でいただいたケーキを食べた。